ドルと紙幣のアメリカ文学 貨幣制度と物語の共振 [ 秋元 孝文 ]

貨幣制度と物語の共振 秋元 孝文 彩流社ドルトシヘイノアメリカブンガク アキモト タカフミ 発行年月:2018年09月21日 予約締切日:2018年09月20日 ページ数:256p サイズ:単行本 ISBN:9784779125188 秋元孝文(アキモトタカフミ) 甲南大学文学部英語英米文学科教授。

アメリカ文学専攻。

1970年、青森県生まれ。

神戸市外国語大学外国語学部英米学科卒業。

慶應義塾大学大学院文学研究科アメリカ文学専攻博士課程単位取得満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 ドルと紙幣のアメリカ文学ーアメリカ紙幣と同時代文学の共振/第1章 J.S.G.ボッグスについてー紙幣と文学の比較研究のために/第2章 複製への抵抗ーバートルビーと貨幣、そして解釈/第3章 『ぼろ着のディック』の見た目/出現ー読むこと、読まれることと社会的上昇/第4章 トウェインの書いたグラントのサインー「どちらが夢か?」とサイン・主体・金銀複本位制/第5章 紙の上のエメラルド・シティー『オズの魔法使い』と紙幣制度/第6章 ジャック・ロンドン有限会社ー『暗殺局』における作者と資本主義/第7章 広告に似る男ー『グレート・ギャッツビー』と時間と貨幣/第8章 ウィリアム・バロウズは地域通貨の夢を見るか?ー紙幣に見るアメリカのグローバリゼーションとオルタナティヴ/第9章 (E)X Marks the Spotーポール・オースター『ブルックリン・フォリーズ』と9・11後のリアリティ/おわりに アメリカ紙幣は多様化できるのか? たった一枚の紙幣にも、膨大な情報が詰まっていて、無限の「読み」の可能性を提供してくれる。

ドルという紙幣とアメリカ文学作品の双方が、いずれも紙を媒介として、いかなるストーリーを紡いできたのか? 本 人文・思想・社会 文学 その他

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